ラブレター(恋文)の書き方 告白例文

ラブレターを書くのは少し恥ずかしくもあり、とても心温まる行為です。相手への想いを素直に言葉にすれば、それが一番の「正解」です。でも、どう書けばよいか迷うときは、以下のステップを参考にしてみてくださいね。
💌 ラブレターの書き方:基本構成
① 書き出し:相手への呼びかけ+季節や日常の一言
丁寧でもカジュアルでもOK。自然に始めましょう。
例:
- 「○○へ」
- 「元気にしてるかな?最近は暑くなってきたね。」
② 本題:好きな気持ちや感謝の気持ちを伝える
できるだけ具体的に、「どんなところが好きか」「どんなときに幸せを感じるか」を書くと、ぐっと伝わりやすくなります。
例:
- 「○○が笑ってくれるだけで、なんだか1日が明るくなる気がするんだ。」
- 「一緒にいると安心するし、自分らしくいられるよ。」
③ これからのこと:未来への想いや願い
今後の関係をどうしていきたいか、さりげなく伝えると想いが深まります。
例:
- 「これからも、たくさん笑って一緒にいられたら嬉しいな。」
- 「もっと○○のこと、知っていきたいと思ってる。」
④ 結びの言葉:短く優しくしめくくる
「好きです」「ありがとう」「これからもよろしくね」など、最後の一言が印象的になります。
例:
- 「こんな気持ちを伝えるのは初めてで緊張してるけど、ちゃんと届いていたらいいな。」
- 「これからも、よろしくね。」
💡 ラブレターを書くときの7つのコツ
① 自分の気持ちを整理してから書く
▸ コツの理由:
いきなり書き出すと、言いたいことがブレたり、伝えたい気持ちが薄くなってしまうことがあります。
▸ 方法:
「何を伝えたいか」をメモに箇条書きしてみましょう。
- いつから好きなのか
- 好きになったきっかけ
- どんなところが好きか
- 伝えたい思いやお願い
これだけでも、心の準備になります。
② 「具体的なエピソード」を書く
▸ コツの理由:
抽象的な「好き」より、思い出や行動の描写のほうが説得力があり、リアルに伝わります。
▸ 例:
❌「やさしいところが好き」
⭕「体調が悪い時にそっとお茶を入れてくれたこと、すごく嬉しかった」
これは、相手が「本当に見てくれてたんだ」と感じられるポイントです。
③ 「自分の言葉」で書く
▸ コツの理由:
上手に書こうとすると、どこかで読んだようなセリフやかっこいい言葉ばかりになってしまいがち。相手はあなたの「本音」を求めています。
▸ 方法:
口語でOKです。ふだんの話し方や、あなたらしい言い回しを使いましょう。
④ 長さより「密度」が大事
▸ コツの理由:
長文すぎると相手が疲れてしまうこともあります。逆に短くても中身が詰まっていれば、心に刺さります。
▸ 方法:
「1通に1テーマ」に絞るのも◎
例:
- 初めて気持ちを伝える →「告白だけ」
- 喧嘩のあとのラブレター →「ごめんとありがとう」
⑤ ポジティブな言葉でしめくくる
▸ コツの理由:
「好き」「ありがとう」「また会いたい」など、前向きな一言で終えると、余韻が優しくなります。
▸ NG例:
- 「どうせ僕なんて…」
- 「無理なら捨ててください…」
相手にプレッシャーや罪悪感を与えるような言葉は避けましょう。
⑥ 見た目や形式にも心をこめる
▸ コツの理由:
便箋や筆記具、字の丁寧さも、想いの一部になります。
▸ 方法:
- お気に入りのペンを使う
- 相手の好きそうな色やデザインの便箋を選ぶ
- 手書きが難しい場合は、PCで清書して印刷+手書きの署名を入れてもOK
⑦ タイミングを大切にする
▸ コツの理由:
ラブレターは、渡すタイミングも演出のひとつ。心が動きやすい瞬間を選ぶと効果的です。
▸ 例:
- 誕生日、記念日
- ふたりで過ごしたあとの別れ際
- ちょっと元気がなさそうな時
- 喧嘩のあとにそっと
ラブレターに「上手い下手」は関係ありません。
一番大切なのは「相手を想う気持ちを、誠実に、まっすぐに書くこと」です。
💌ラブレター例文

職場の片思いの相手へ告白
○○さんへ
突然手紙なんて、驚かせてしまったかもしれません。
けれど、どうしても伝えたい気持ちがあって、こうして筆を取りました。
○○さんと同じ職場で働くようになってから、いつも周りに気を配って、誰に対しても丁寧で明るく接している姿に、自然と目がいくようになりました。
何気ないやりとりの中でも、○○さんの言葉や笑顔に、何度も救われた気がしています。
最初はただの憧れだった気持ちが、気づけば毎日、○○さんのことを考えるようになっていました。
でも、同じ職場という立場もあり、迷いもあって、ずっと気持ちを伝えられずにいました。
このままずっと言えずに後悔するより、たとえ結果がどうであれ、きちんと伝えたいと思い、この手紙を書いています。
もしよければ、一度だけ、お時間をいただけませんか。
○○さんのことをもっと知りたいし、自分のこともきちんと知ってもらいたいです。
もちろん、気持ちにお応えいただけない場合は、これまでどおり、仕事では変わらず誠実に接していきます。
急にこんなことを伝えてしまってごめんなさい。
読んでくれて、ありがとうございます。
〇〇(あなたの名前)
喧嘩したパートナーに仲直りの手紙
〇〇へ
なんだか気まずいまま、時間だけが過ぎてしまって、
自分の中でずっとモヤモヤしていたから、こうして手紙を書くことにしました。
あの日の喧嘩、思い返せば、本当に些細なことだったよね。
今になって冷静に考えれば、どうしてあんなに強く言ってしまったのか、自分でも情けないです。
〇〇の言葉にちゃんと耳を傾けていたら、あんなふうにはならなかったと思います。
本当にごめんなさい。
言い合いのあと、ふとした瞬間に〇〇の顔を思い出して、
「なんで素直に謝れないんだろう」って自分を責めたり、
「本当はただ、ちゃんとわかり合いたかっただけなのに」と思ったり。
気づけば、〇〇のことばかり考えていました。
〇〇がそばにいてくれることが、どれだけありがたいことだったか、
離れたような時間の中で、改めて強く感じています。
もし、もう一度だけチャンスをもらえるなら、
もっと穏やかに、ちゃんと向き合える自分でいたい。
そしてまた、一緒に笑える毎日を取り戻せたら嬉しいです。
この手紙が、〇〇の心を少しでもやわらげることができたら――
そんな気持ちで書きました。
読んでくれてありがとう。
また、話せる日を楽しみにしています。
〇〇より