末文に悩んだ時はどうする?

何とか手紙を書き上げたものの、最後の締めの言葉をどうするか悩む時ってありますよね。そこで一般的タイプ、相手を気遣うタイプ、とっておきの心に残るタイプに分けてそれぞれの例文をご紹介しましょう。

【一般的】

・今後ともよろしくお願いします

・何卒よろしくお願いします

・末筆ながら皆さまにもよろしくお伝えください

・くれぐれもよろしくお願いします

 

【相手を気遣う】

・くれぐれもご自愛の上お過ごしください

・時節柄ご自愛ください

・お身体を大切にお過ごしください

・皆様のご健勝をお祈り申し上げます

 

【心に残る】

・あまりの稚拙な文章に身を細らせながら意中をもってお詫び申しあげます

・以上、徒然なるままの駄文ご容赦くださいませ

・また皆様方とお会いできる機会を心待ちにいたしております

・当地ではこれから美しい花々が咲き誇ります。是非ご家族でいらしてくださいね

・お忙しいとは思いますがたまには元気な声を聞かせてください

・暑さもあと一息!夏バテしないようにお互い頑張りましょう

 

やはり、手紙は最後まで気を抜かず、ちきんと締めることが大切です。相手との間柄や親密度にもよりますが、健康を気遣う一言を添えると受け取った相手の心もホッと温まるでしょう。ここで1点、気を付けたいのは「ご自愛」という言葉です。「ご自愛」とはこれだけで自分の身体をいたわるという意味になります。時々「お身体ご自愛ください」と使う人も見かけますが、これはNG。内容が二重になってしまうのです。悩んだ時は簡単に「お身体に気をつけて」「風邪など召しませんように」などの言葉を使っても気持ちが伝わりやすいと思いますよ。

せっかく心がこもった手紙なのに最後の言葉をおろそかにしてしまっては台無しです。もし何も思いつかない時は、受け取った人の顔を思い浮かべてみましょう。素敵な最後のメッセージが思いつくはずです(^^♪