贈り物のお礼状は早い方がいい!

お中元、お歳暮、お祝いなど贈り物をいただいた時は、まずはすぐにお礼を伝えるのがマナーです。できればいただいたその日にお礼状を書くのがベターです。遅くても1週間以内。なぜなら後回しにしてしまうとタイミングを逃してしまいますし、感謝の気持ちが薄れてしまうからです。また、お礼状には品物を確かに受け取ったことを伝えるという役目もあるのです。贈った相手は品物が無事届いているかとても気になるものですからね。

けれども、普段からハガキ手紙を書き慣れていないといざ書こうと思った時に何からどんな風に書けばいいのかわからず、億劫になってしまうかもしれませんね。そこでお礼状のマナーとポイントについてお話ししましょう。

 

まずお礼状は相手からのご厚意に対して感謝の気持ちを伝えるものです。自分のために品物を選んでくれたことに感謝を述べ、いただいた品物への感想や感謝を伝えるのが基本。長々と書く必要はありません。時効の挨拶→贈り物へのお礼→品物への感想→結びの挨拶(健康気遣い)で十分です。

 

では、もし、お礼状を1週間以上出し忘れてしまった場合はどうしたらよいのでしょう。その場合はお礼状が遅くなったことへのお詫びとともにきちんとお礼を伝えましょう。例えば、体調を崩していた、しばらく留守にしていたなど遅くなったことにはっきりとした理由があね場合はそれを伝えます。「遅くなったからいいか」は絶対にありませんよ。

 

仲にはお中元やお歳暮など、夫の名前でいただいたものに妻がお礼状を出すというケースも少なくありません。その場合は、文中に「主人ともども感謝申し上げます」「主人からもよろしくと申しておりました」など本人の感謝の気持ちを入れるのがベターです。差出人には夫の名前を書き、その左横に少し小さめの字で「内」または「代 ○○」と書き添えます。夫婦ともどもお世話になっている相手なら夫婦連名で出しましょう。