あふれる想いを文字に乗せて…

今の時代の連絡方法はメールやLINEが主流。確かにサッと打つだけなので指先一つで簡単に送れるので大変便利で、急ぎの連絡には欠かせないツールではありますね。

それでもある文房具サイトのアンケートによりますと去年1年間に手紙を出した人は、意外にも過半数を超えているという結果が出ているのです。ですから、SNSが浸透してはいてもやはりここぞというときには手紙を出している人がまだまだいらっしゃるということです。

では手紙はいつどんな時に書かれているのでしょう。
アンケートではお祝い事や記念日など、大切な日に手紙を書いて特別感を出している人や便せんや封筒を選ぶのが楽しい、自分の気持ちを伝えたいという人も多いようですね。やはり手書きで書いた文字には強い想いが込められていて、受け取った人もその想いをしっかりと感じ取っていることがわかります。

手紙を書かなかった人の中には「字が汚い」という声も多く見られます。もちろん読みやすくきれいな文字に越したことはありませんが、整った文字ではなくても丁寧に書かれていれば何も問題はないのではないでしょうか。心を込めて書いた文字からは自然と想いが伝わってくるもの。ですから、文字の形は気にせず、気持ちを綴ってみてはいかがでしょうか。

どうしても自信がなければ代書をプロに頼むという方法もありますね。最近は本人に似せた字で書いてくれるサービスもあるので探してみるとよいでしょう。

また、手紙を書くときの筆記用具に関するアンケートでは1位は断トツでボールペン。意外に万年筆で書く人は1割もいないことがわかりました。個人的には万年筆のカリカリとした筆運びが好きですが、滑らかな書き心地ではボールペンにはかないません。最近のボールペンは消せるタイプもあるのでもし書き損じても安心ですよ。

手紙を書かなかった人も「もらうのはうれしい」と回答していますので、文字の上手、下手は気にせず、どんどん書いてみましょう。