手紙を書くならぜひ万年筆を！
皆さんは手紙を書く時、どんな文房具を使いますか？一口にペンと言ってもボールペン、えんぴつ、サインペン、デスクペン、万年筆‥‥。もちろんそれぞれ書きやすかったり、握りやすいものがあるとは思いますが、実は相手に気持ちがより伝わりやすい文房具があるのです。それはズバリ万年筆。そこでなぜ万年筆がおすすめなのか、その理由についてご紹介します。
まず、万年筆はインクだということ。インクは多少の滲みが出たり、書くときの筆圧によって太さが変えられるという面白さがあります。強く書けば太い線が出せますし、細く書けば繊細な線が書けます。つまり、線が醸し出す線の強弱にのせて、様々な気持ちも伝えられるというわけです。
そして、インクの色を自由に変えられること。手紙を書く時は基本的には黒ですが万年筆なら迷わず紺色をおすすめします。黒はきちんした印象で読みやすいというメリットがありますが、その色を紺色にするだけで一気に明るくおしゃれであか抜けた雰囲気が演出できるのです。さらに元気で若々しい印象を与えることができます。ただ、紺色にも濃紺から青っぽいものまでメーカーによって特徴がありますので、自分のお気に入りを探してみるのも楽しいですね。
書くときは太く、できるだけ大きめの文字で書きましょう。このとき、漢字をやや大きめに、ひらがらを小さめに書くことで相手が読みやすく、メリハリのある素敵な手紙になるはずです。以前は万年筆は高額な筆記用具というイメージでしたが、最近は手ごろな価格なのに機能性が優れたタイプも多く出回っています。選ぶ時は必ずお店で実際に試し書きして、ペン先の引っかかりや握りやすさなど、書き心地を十分確かめることが大切です。わからないことがあれば、お店の人に聞いてみるのもいいですね。
